report 「時代への視点」

「時代への視点」総集編発刊にあたって

時代への視点

 2012年4月26日まで5期20年にわたって、稲城市長としての活動を支えていただきました多くの市民の皆様に心から感謝申し上げます。
 市長選挙に初当選した1991年は、すでにバブル経済が崩壊し、右肩上がりの成長神話が崩れはじめていました。それから3年もすると、計画と現実の乖離は埋めようがないものとなり、10年の稲城市長期総合計画も見直しせざるを得ない状況となりました。このデフレ経済の基調は「失われた20年」などと言われていますが、リーマンショックも追い打ちをかけ今も続いています。
 しかし稲城市では、現実の変化に合わせた街づくりを積極的に進めた結果、市長として仕事を始めた当時は5万人台だった人口も退任時には8万5千人を数え、これからも人口が増加することが見込め、成長する数少ない自治体とすることができました。また財政的にも行政改革やPFI事業も積極的に導入し、100億円を超える基金を残して退任することができました。
 一方で市民の皆さんに対する情報発信も重要となり、市内10地区を回る市長と市民が直意見交換する「市長懇談会」を、市長として仕事を始めた年からスタートし20回実施してきました。また「時代への視点」というコラムを月1回休むことなく市広報に出してきました。市行政や政治に関することに限定せず、私のプライベートな体験等も織り交ぜながらまさに「時代をどう読むのか」という視点で様々な出来事をとりあげてきました。
 このたび1992年(平成5年)5月1日の第1号から2012年(平成23年)5月1日の最終の222号までを、冊子として取りまとめることといたしました。文字数の関係で言葉が足らなかったものや、また市の広報紙ということで表現を制約せざるを得なかった記事もありますが、私の20年に渡る市政への思いが詰まっていると思っております。稲城市政の記録の一部としてお手に取ってご覧いただければ幸いです。
 本当に有難うございました。

前稲城市長 石川良一

PDFデータ用意しました、ご自由にお読み下さい